おはなし
お母さんのまもり星
ペルシャネコのお母さんは、星をみることが大好き。
お母さんの本だなには、星やうちゅうにかんするむずかしい本が、ぎっしりならんでいます。
そして、子どもたちが星やせいざについてたずねると、つぎからつぎへといろいろな話をしてくれて、時間のたつのもわすれてしまうほどでした。
そんなある日、学校から帰ってきたペルシャネコのふたごの女の子たちが、お母さんにこんなことを言いました。
「学校のはっぴょう会でふたりで歌をうたうことになったの。」
「今からドキドキしちゃう。じょうずにうたえるかな。」
ふたりとも、ちょっとしんぱいそう。....